昔、どこかのお寺に行って和尚さんとお話していて、「あなた、胃下垂ですね」と言われ、
その後何年かして整体に行ってまた言われ、「そ～なんだぁ～」とうっすら気にはしていたけれど・・・
2年前、生まれて初めてバリュウム飲んで、お医者様に「胃下垂ですね」と、とうとうレントゲンで
動かぬ証拠を突きつけられたのでした。

レントゲン写真を見ながら、「骨盤より下がっていると胃下垂って言うんですよ～」って
食後は確かにお腹がぽっこり膨れていたけど、まさかどんだけ胃が長いんだよぉ～
「牛みたいですね」って言ったら「牛は胃袋がいくつもあるから・・・」って先生。

最近読んだ腸の本に、胃下垂だと腸も押されて云々と書いてあったので、やっぱり
治した方がいいのかな、と検索すると西洋医学では基本的に治らない病気らしく、
やっと見つけたのが鍼治療北京堂でした。
何人も治していらっしゃる先生で、島根県でやっていらしたのが、東京に移っていらしていて・・・
良かったぁ～と早速行ってきました。


さていよいよ鍼治療。
中国鍼の長ーいのを、直接胃に刺すんです。
痛ったたたぁ～～～！
刺したら、胃を巻き込んで上げるのですが、それまたイダイ～～～！！！
治療の効果は書いてあったけど、どのぐらい痛いかは書いてなかった・・・
でも一回鍼刺したら、もう10センチぐらいは上がって、あっ胃がいなくなった！

胃下垂が治って、食欲旺盛なままどんどん太っちゃったらイヤだなぁ～
って心配していたら、逆に意外と食べられなくなってました。
原因はいろいろあるらしいのですが、私は食べ過ぎがそもそもの原因みたい・・・

背中にも鍼をうちます。
どうやら自律神経も調整が必要らしく、背骨にそって腰までいくのですが、
これまた痛くて息が吸えないっ。
悪くないと痛くないらしく、認識していなかったけど意外とカラダ悪いとこいっぱい
だったみたい。

レントゲンの結果では、「こんなに十二指腸がきれいな人いませんよ」って褒められたのに～

今日は2回目の治療に行ってきました。
胃もだいぶ上がって、あとは自分で意識して胃を押したりすれば大丈夫そう。
背中も前回よりだいぶ楽チン。

乗馬やるのに股関節が柔らかい方がいいので(片方バレエで悪くして以来
そのままだったので・・)、今日診てもらいました。
股関節治療なのに、腰から外側の足の付け根あたりまで鍼さして、場所によっては
膝までズキ～ンと痛くなって、「以前、膝悪くしたことありませんか？」って忘れていたけど
確かにありました。
まさにツボだぁ～って感じで刺すこと40分。
反対側より柔らかくなってました。
整体に行っても治らなかったのに・・・中国鍼、すごいです！

先生はたくさん本も出していらして、今も中国の治療の本を翻訳中。


来年からは鍼の学校の方の治療院で治療されるそうです。
よい先生に出会えて、本当によかったです！