このところほぼ毎年この時期になると取材に伺う「軽井沢星のや」さん。
新しい『忘我の逗留』というプログラムのなかでやっている
小浅間山までのご来光登山に行ってきました。
朝3時半ロビーに集合、途中まで車で行って、4時過ぎに登山開始。
出発する頃は真っ暗なので、空には満天の星、天の川も見えてガイドさんの
「この方角に見えるあの少し赤い星、蠍座のアンタレスです」
という天然のプラネタリウムと言ったらいいのかしら?
贅沢な感じで説明を聞きながらのんびり、のんびり登って行きます。
日の出ぴったりの時間に山頂に到着。
撮影開始、あっという間にお日様はどんどん昇って行きます。
ふと後ろを見ると浅間山に朝日があたって、うっすらピンク色。
左側には八ヶ岳、山々にゆっくり朝の日差しが届いていきます。
山水画のような美しい濃淡。
ゆずとカリンの甘いお茶をいただいて一息ついて、野鳥のさえずり
キツツキのドラミングを聞きながら下山。
お昼寝をして、乳酸が残らないようにと
編集長のお計らいで、私まで膝下のマッサージをしていただいて。
星のやさんはいつ来ても進化し続けています。
進化と言えば、昨夜の『嘉助』でのお食事。
料理長さんが一年半ほど前に変わられて、
目に見ても食しても、美しく感動的な美味しさでした。
春らしい八寸、煮椀もの海老しんじょ、春キャベツのおとうふ。
焼き物そして焚き合わせの猪肉と芹や牛蒡の雑妙な合わせ技、
信州のお野菜はひとつひとつの味と香りがとてもしっかりしていて
ジビエに負けないんです。
最後のお酢の物は、カリフラワーの味なのにさっぱりとしたお酢で、
お肉の後にぴったりでした。
あまりに美味しくて、気がついた時にはデザートになっていて・・・
写真はこちらだけ・・・
星のやさんには犬も一緒に泊まれるお部屋が一つだけあるのですが、
いつも満室。
周りには自然がいっぱいだから、楽しめそうなスポットだらけ。
いつかはバロンくんを連れてきてあげたいな。