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神話の国・出雲

 2泊3日の取材、とうとう国津神の国へ。

飛行機で飛び立つと間もなく、富士山がお見送りしてくれました。

「行ってきます~」
 

まずは八重垣神社へ。

鏡の池で、水に浮かべると書いてあることがはっきり浮かび上がってくる占い。

お金を乗せて、紙が早く沈むと願い事が早く叶い、遅いと時間がかかるそうで、

それほどかからずに沈んでくれました。ヨカッタ!
 

八岐大蛇からお守りするため櫛名田比売命(くしなだひめのみこと)をこの地に

隠されていたが須佐之男命(すさのおのみこと)がお宮を建てご夫婦となって

生活を始めた場所と言われているので、縁結びの神社として知られ、撮影に行った日は

お参り女子率90%でした。(結婚式や、お宮参りの方もいらっしゃいましたけど・・・)

その後日本最古の大社作りの神魂神社、今度は日本で始めて宮殿を作って、鎮った

と古事記・日本書紀に記載されているという日本初之宮の須我神社。
 

神在月には八百万の神様がこの稲佐の浜に空から舞い降りていらっしゃるそうで、

こちらから出雲大社に向かいます。

2日目朝は、長浜神社へ。

とっても空気が素敵なお宮。
 

「出雲風土記」の最初にでてくる「国引き神話」は海の向こうの土地に網をかけて

引き寄せて大地を造られた主祭神の八束水臣津野命(やつかみずおみつぬのみこと)

のお話。

なので、恋愛を引き寄せるとか仕事を引き寄せるとか・・・。

スポーツの上達や、不動産の守護の神様としてご神徳が知られています。

私は乗馬の上達を祈願しちゃいました!
 

豊臣秀吉が朝鮮出兵の前に100日祈願して満願の日に出兵して勝利をおさめた事から

勝負にも強い神様と当時からお参りされる方が多かったそうです。

宮司さん曰く、大きな勝負やここぞという時に力をお授けくださるそうなんです。

そして、北極星や北斗七星とのご縁が強いそうです。

続いては日御碕神社。
 

こちらの御祭神は天照大御神さまと須佐之男命さま。

日没宮に天照大御神さまというのは、日中は伊勢の天照大御神、日没後がこちらの

天照大御神がお守りするそうで、夏至の日にこちらの真上を通って海に

太陽が沈むそうです。

なんとこの海の底から最近遺跡のような階段が見つかったんですって!

こちらのお宮も竜宮城っぽいけど、もしや古代の水没遺跡かしら・・・?

ムー?アトランティス?竜宮城?って一人で盛り上がっちゃいました~~~

温かく穏やかな神社でした。

この日最後は佐太神社。
 

主佐太大神(さだのおおかみ)が主祭神。

こちらにはなんと伊邪耶美命(いざなみのみこと)の陵墓があるんです。

神在月には神様がこちらにお母様に会いにくるのが始まりなのです!

ってお話でした~(法事!?)

それぞれの神社にはそれぞれの神話がたくさんあって、宮司さんのお話が

とっても面白かったです~

詳しくは5月売り(予定)のACT4をご覧くださいね~

続いて夜は、美味しい、かに!

3月だから、もうダメかなぁ~と思っていたのですが・・・

先付け、小鉢、焼きガニ、お刺身、蒸しガニ、しゃぶしゃぶ、揚げ物、

田楽、お鍋・・・
 

最後の止め椀までたどり着けませんでしたが、幸せな日の締めくくりに

一年分の蟹を一気に食べる蟹攻め蟹祭デイ!でした。

そして、オレンジ色なのに玉虫色のような、本当に美しい松葉ガニさんでした~

お宿は玉造温泉の華仙亭遊楽さん。

各お部屋に露天風呂がある、こぢんまりとした落ち着くお宿でした。

 

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