3年前の年末、突然沖縄取材に行きました。
前日まで寒いなか忙しくしていたところ、空港に着いたら南国の風にびっくり。
あれっ!?沖縄ってこんなに暖かかったかしら・・・?
年末に突然一年間のご褒美をいただいたような気分になりました。
そこからレンタカーで名護の喜瀬別邸に。
(今回も写真は掲載誌の複写ですみません)
遠くに海が望め、小高い丘の上にひっそり建つホテルは、周りをゴルフ場に囲まれ
なんだか海外に来たような錯覚をおこしてしまいます。
残念ながら沖縄は天気予報で晴れでも、冬場はよく雨が降ります。
今回も一日は雨で撮影できず、ライブラリーに行ったり、ホテルの方とお話をしたり。
一日に7~8回雨が降っては晴れて、こんなにたくさんの虹を見たのは初めてでした。
虹って、飛行機の中から見ると丸いんですって。
会社時代のお友達に最近教えてもらいました。
その後、2度ほど沖縄取材に伺わせていただきました。
一万発の花火と音楽の共演は宜野湾の琉球海炎祭。
そして、名護からほど近い熱田のジ・アッタテラスクラブタワーズ。
開放的な雰囲気は、ホノルルに来た気分。
ヨガができたり、ハーブガーデンがあったり、もちろん隣接ゴルフ場も。
3回の取材で、沖縄にお住まいの方にひょっこり聞くお話は、どうしても基地の話。
夜も時間関係なく、ヘリコプターや爆撃の音がすごくて。
名護も、宜野湾も基地移転で揺れる町です。
私にとっての戦争は生まれる前の話なのに、沖縄の方にとっては今もずっと続いているんです。
自分の勉強不足もありますが、どうしても温度差があるんですね。
副知事や経済同友会の方との取材も撮影のため同席させていただいて、
基地の移転後の経済のことには、頭を悩ませていらっしゃいます。
基地で働く方、土地を提供して収入を得ている方などなど・・・。
それでも、こんなに素晴らしい自然に囲まれた沖縄の方に、波の音や風の音で
朝目覚める日が来るといいな、って思っています。
よい方向に向かいますように!