昨日、先生にお話しを伺っていたところ、
ひょっこり近江の話になり、
近江出身で成功されている方って多いんですよね~
と伺ったら、「伊勢商人」「近江商人」は有名で、
近江は東海道、北陸道など東西南北を結ぶ交通の要になるところで、
そういう場所はおのずと商売も盛んになり、商人が育つ環境という。
去年の2月に取材で行ったインド、マンダワの街も
インド鉄鋼王ミッタル家、財閥の
ビルラー家など、多くの経済人出身の街。
マンダワはタール砂漠の東の端にあり、シルクロード交易の拠点の街。
そっかぁ~!どうして地域によって、
財界で活躍される方が多く輩出されてきたのか
ぽんやり考えていたことが、やっとわかった!!
ということで、ACT4 24号でインド特集の中のマンダワを、
雑誌に載らなかった写真でちょっぴりご紹介です~
デリーから西へ240キロ、最初のうちだけは舗装された高速道路、
途中から田舎の小さな街をいくつも、いくつも通り過ぎていく。
それぞれの街で、文化や言葉もちょっとづつ違うとか。
カード遊びをしていたり、ぼんやり過ごす人も多い。
街によって、牛を飼っているところ(神様のお使いのはずが・・・)
山羊、ヒツジを飼っていたり、乗り物も、馬車、ロバ、
そしてだんだん砂漠に近づくとラクダが・・・
みんなゾウにもラクダにもペイントしたりアクセサリーつけたり。
車の中から、パシパシ撮り続け・・・あっという間に走り過ぎて行くから、
何を作っているのか、もちろん聞けない。グツグツ何煮てるの~???
乾いた景色になってきて、そろそろ近づいてるかな。
ヒツジかわいい。
「車が来たからこっちにきなさ~い」
「は~いっ」って言っているかわからないけど
ペットとして意思疎通ができてそうな人と山羊との関係。
ほのぼの。
車で走ること7時間、いよいよマンダワの街。
(本当はもうちょっと早いらしい)
そしてお城。
今はマハラジャホテルとして、泊ることができます。Hotel Castle Mandawa
1938年叔母様の結婚式の写真がロビー奥に飾ってありました。
夜はこんなに見たことがない、ってほどの星。
流れ星も流れてました。
あっという間でお願いどころではなかったです。
星空を見ていると、お城が建った頃の250年前も同じ景色だったのかなぁ~
タイムスリップしたような不思議な感覚。
お食事時には、音楽を奏でてくれます。
朝もやと共にもに、コーランが聞こえてきます。
ちょっと行けば、本当に砂漠です。
ジープで連れて行ってもらいましたが、
ヨーロッパからのバカンスの人たちはラクダ
に乗ってお出かけの人も見かけました。
途中、写真を撮るのに車を止めて、
ってお願いすると一度止ると動けなくなるから~
って、カ、カメラが埃にやられる~~~~
マンダワといえば、このハーヴェリー。
1800年以降に豪商たちが建てた彩色された家は、
豊かさを物語っています。
天然の花や草から顔料を作ったとか。
でも、普通の人はこんな感じ
プール跡地
マハラジャホテルではなくデザートリゾートからの朝日
朝、写真撮ってたら、
カラスが3回頭の上を旋回して飛んでった~
シルクロードの時代ってどんなだったんだろう・・・