伊勢神宮の大宮司さんと春日大社の宮司さんのお話を伺える機会があり、
とても面白く聞かせていただいたそのあたりから、
なぜか会う人会う人から伊勢の話を聞く不思議な時期に入り、
調べているうちに車で行っちゃおう!っと週末行ってきました~
金曜日に尾鷲市の大豪雨のニュースを見て、心配に思いつつ土曜日の朝出発。
着いたときは曇っていたのですが、だんだん嘘のように晴れてくれて、
チョウチョがゆらゆらいっぱい飛んでいるし、
雨でご飯が食べられなかったのか志摩磯部から伊勢市に移動中に
こちらを気にしながら草を食べている鹿を発見。
宇治橋で猫ちゃんに会い、その後奈良に向かう途中は蛇が道にいるのを
踏まないように走り、小猿を背中におんぶしたお猿さんが道を横切り、
たくさんの動物達に遭遇した2泊3日のドライブでした。
到着翌日早朝、下宮から参拝。
6時に御垣内参拝をさせていただいたのですが、今日のトップバッターでした。
荷物を全て置いて宮司さんの後に一人、大きな玉砂利に足を取られながら歩いていると
ふと「死ぬ時ってこんな感じなのかなぁ~」って思ってしまいました。
執着したモノたちは何も持たずに神様の前にポツネンとたたずむ。
お参りに来させていただいたことの感謝の気持ちだけ心の中で思って、
他のお社はお参りせず内宮に向かいました。
内宮も御垣内参拝と、荒御霊だけ。
前日車で伊勢市に入ったときからなんとなく感じていたのですが、これが遷宮と
いうことなのか、空気が変わり、私にはとても重たく感じられて・・・。
今回初めて瀧原宮に伺わせていただきました。
高速道路で1時間もかからずに到着。
手水場の川、あまりの美しさに感動!
そして進んで行くと、美しい杉の木に心奪われて、よく見ると一つだけ
奥で何かを燃やしているのかと思ってしまうぐらい蒸気(?)がでているのです。
この左側の杉がゼロ磁場の影響でねじれていることに、
東京に戻ってから知りました。
なぜか、ここから動けなくなってしまい・・・
涙が止まらなくなってしまいました。
しばらくして心が落ち着いてから、お参りさせていただいたところ
メッセージが・・・。
本当に清らかで、不思議な場所、不思議な体験でした。
ここからまた長距離ドライブです。
熊野市の手前から山道に入り、玉置山経由で奈良市に向かいます。
神川町というところを過ぎて、こちらは北山村。
ずっとずっと川沿いの道なのですが、本当にお水が綺麗で、日本にもこんなに
綺麗なところがあるんだなぁ~と感動しながら、写真を撮りながらの移動です。
ただ凄い細い道なのに、三重、奈良ナンバーの皆様、飛ばす飛ばす!
すぐに停められるところを見つけて先に行ってもらうのですが、あっという間に
見えなくなっちゃいます。
運転レベルが高いんだなぁ~、と妙なところに感心しちゃいました。
最終日の朝、せっかくなのでお話を伺った春日大社へ。
早目に着き過ぎちゃいました。
まだ巫女さん、お掃除中。
朝の祝詞に参加させていただこうと、場所はこちらの奥です。
そして祝詞の後には、大宮司さんをはじめ数人の宮司さんと摂社など順番に
お参りに連れていっていただけるんです。
たくさんの動物達に出会った旅の最後、鹿の親子が仲睦まじく
可愛らしいなぁ~と思っていたら・・・
お父さんがこちらに向かってずんずん進んできて
お目当ては、紙の袋。
ヤギではなくても、紙が大好物なんだそうです。
差し上げました。
鹿煎餅は、一枚ずつという間もなく、ブラウスまでかじられて、慌てて
全部まとめて差し上げました。
奈良は緑が多くて、なんだかとっても心地よいのです。
オーガニックのくるみの木さんでランチをいただいて、いざ東京へ。
3日間で1200キロちょっとのドライブ。
バロンくんもニンマリ。
新しい車とも、仲良くなれた気がします。