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松ぼっくりフォーラム

 週末に、ほぼ卒業して以来の母校に行ってきました。
森ビルの森稔社長が中学のOBということで、お話を聞きに・・・というか
写真を頼まれまして。
同級生の元NHKキャスターの鈴木健次さまとのお話と、都市開発のお話・・・。


そして、学生時代のお話。
お二人とも、通っていらした学校が合わず、学園に転校していらしたそうです。
玉川学園をつくられた方が立ち上げの2年ほど参加された、のびのびした学校です。

同人誌を作るのに予算が足りなくて、スポンサーを探すのに藤沢中の会社を
回ったそうで、すでにそのころからお二人のビジネスは始まっていらしたようですね。
鈴木氏は「私の方がビジネスのセンスはあると思うんだけどね~」と冗談ぽくお話
される様子は、なんだか学生時代のよう。

「勉強より大切なものがある!」「他人と比べるのではなく、内なる自分との戦い!」
あ~~~、そうそう!これが学園なのよね~~~と思いっきりうなずく私。
森社長は、小説家になりたかったそうで、その頃の作品をちらり。
とても中学生とは思えない文章・・・なんでもできる方って違うのね。



そして開発のお話。
戦争が終わって、街の復興に新橋にビルを建てたのが始め、夜になると真っ暗
週末になるとし~~ん、と静まりかえった人気のない街。
生活と文化、緑と仕事場のあり方を考え始めたそうです。
バランスよく配置された、人が集まる街作り。

「六本木ヒルズで田植えをしてお米を作るのは子供たちに日本の文化を体験してほしいから、
毎年お米の種類を変えていて地元の稲より六本木の方が良く育つんだよ~」と森社長。

この発想は、イギリスの田園都市からヒントを得ているんだそうです。

そうそう、私も東急多摩田園都市のお仕事で、レッチワースの写真がないから
撮ってきてよ~、って一人でパチパチ写真撮りに行ってきたことありました。
日本では渋沢栄一氏がいち早くこの構想を取り入れたようですね。

このようなデータしかなかったのですが、街は緑とともにあり、週末には農道を
馬にのってお散歩されている方がいらしたり、とても美しく豊かな生活に見えました。
街の小さなホテルに泊まって、テレビをつけるとダイアナ妃の葬儀だけって
時期でした、そういえば・・・。



日本の都市開発には欠かせない、田園都市。
銀座のミツバチ計画のように、お花と緑いっぱいの街作り、サンセ~イ!



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