大学の公開講座に行ってきました。
去年取材した先生のお話が興味深く、その先生の授業を受けに・・今年で2度目です。
「天岩戸神話と遣隋使」大教室にはほぼ満席の受講者のみなさん。
今回特に興味を持ったのは、今年の6月に戸隠神社(天の岩戸の岩を投げたのが、
戸隠まで飛んでいったという神話です)に行ってきたばかりのところに、このテーマ。
火之御子社にお祀りしている天宇受売命さまの楽(音楽、舞)について、そして
その後の末裔と猿楽、散楽、遣隋使、小野妹子との関係について、興味深い
お話を聞くことができました。
5/31ETCの割引きがあったので、調子に乗って同じ長野県なら、ってすごく遠いのに
諏訪湖の南にある分杭峠に寄ってから行くことにしました。
分杭峠は中国の気功師が見つけたとされる、ゼロ磁場という場所。
霧の深いなか、どんどん山道を登っていくと、ちゃんと駐車場もありここが
分杭峠とすぐにわかりました。
坂を下ってゼロ磁場といわれるところには、霧というか小雨のなか傘を
さしてたくさんの人が・・・ちょっと不思議な空気でした。
もう一か所すぐ近くに本当はこっちがゼロ磁場ってとことにも行ってみました。
そうこうしているうちに、なんだか晴れてきました。あ~良かった。
その日は善光寺の一光三尊阿弥陀如来さま7年に一度の御開帳最終日。
分杭峠から、善光寺に向かいました。
天気予報では曇りだったのに、車に乗るといきなりザブザブ大雨に。
途中はワイパー全開!
やっと善光寺着いたと思ったら、雨がぴたりと止んで、せっかくだから
すごい人の中、遠くから御開帳・・・ぜーぜー。そして不思議なお天気。
その日はバロンくんも一緒に行けるペンションにお泊まりでした。
(一緒に行ったお友達は、宿坊に泊まってみたい!って言うのに・・・)
神社は一日にお参りしたくって、6/1に戸隠神社へ。
早朝、もともと一之鳥居があったというところまで、お散歩してみました。
その先には、今日これから向かう戸隠のお山が、雲の切れ間から見えてきました。
まずは中社、そして奥社を目指します。
最初の鳥居をくぐってから、かなり歩いて初めての山門。
この先にはしばらく杉並木が。
こんなに遠いとは、まったく想像していなかった奥社にようやく辿りつきました。
お山の中腹かな。
九頭龍さまの横には大きな岩があり、なんとなくもともとはここの磐座信仰の場
だったのかなぁ~という感じがしました。
今日の先生に伺ったら、西向きにあるでしょ、って。
やはり扉になっているようなお話でした。
奥のお山の神々しいこと。
その後、火之御子社(こぢんまりしていて、私はここが大好きです)
今日のお話の天宇受売命(アメノウズメノミコト)と高御産巣日神(タカミムスヒノカミ)
天之忍穂耳命(アメノオシホノミコト)という神様をお祀りしています。
宝光社をお参りして、美味しい戸隠そばを食べて帰ってきました。
いつものことですが、どこかに行きたくなるのって、突然降って湧いて
くるので、不思議です。
もちろん今回も、突然です。
でもなぜか、私も行きたかったの~って言う人とスケジュールがばっちり
合ってしまうのです。
不思議だなぁ~~~